Hyperionの電池は自己放電しやすい?
HyperionのLipoを2年前に買っていたのですが、使用することなくしばらく過ごしていました。
1年前に見たときに殆どの電池が膨らんでおりまして、
「使っていないのに膨らむとは何事」
と思っていました。が、何もせずさらに1年が経ちました。
(膨らんでしまってセルの左右が自然に開いた。こわい。)
ふと、気になってセル電圧を調べてみました。
…「2.54V」。
リポってストレージ電圧何ボルトだっけ?と考え直してしまうレベル(3.7Vです)
(測定した電池と電圧はブログ末尾にまとめましたので後でじっくり見て下さい)
Hyperionのリポは、ばらつきはあるものの、どれも未使用品とは思えない電圧でした。
ひどいものは数十mV、一番マシなもので2.71Vでした。
70mAhに限って言えばすべてもうカラ。
控えめに言って、怖いです。
Turnigyの電池は正常電圧でした。Hyperionよりも長く保管しているものも正常。
ちなみに測定してはないですがZippyの電池も膨らんだりしているようには見えません。
測定が面倒でサンプル数が少ないですが、見た目も膨らんでいるものなんてないので他も多分大丈夫です。
電圧の低下が先か、膨らんだのが先かはわかりませんが、Hyperionの高放電レートの電池は
自己放電が激しいのかもしれません。
保管場所は自分のお部屋で、温度はおそらく5度~35度くらいだったと思います。
特に厳しい条件だとは思いませんし、同じ場所に保管していたTurnigyの電池は正常なので
Hyperion固有の問題だと思われます。
Hyperionの電池を使う人たちは、基本的に激しい使い方をする人が多いと思いますので
そっと置いておいて寿命が来る人は少ないのかもしれませんが、注意が必要そうです。
※電池の物性や構造についての知識に乏しいので、何かアドバイスやコメント等あればいただければ嬉しいです。
ーーーーーーーーーーーーーーーー 測定結果 ーーーーーーーーーーーーーーーー
Hyperion G3 100mAh(約2年室温放置)
- 2.54V
- 2.71V
- 1.88V
- 1.23V
- 2.62V
- 2.16V
- 1.87V
- 2.68V
- 0.04V
- 0.06V
Hyperion G5 70mAh(約2年室温放置)
- 0.06V
- 0.04V
- 0.05V
- 0.04V
Turnigy nano-tech 60mAh(約2年室温放置)
- 3.80V
Turnigy 138mAh(約4年室温放置)
- 3.75V
Hyperion G5 70mAh(2か月前購入)
- 3.76V