Maxon motor DCX6 + エンコーダ ENX 6 MAG のFPCを取り外す
良いペースでブログを更新しています。スゴイ。
本日は、思い切ったことをしてみたので報告です。
我らがMaxon MotorのDCX6ですが、エンコーダのENX 6 MAGを付けるとフレキケーブル出力になってしまいます。
フレキケーブルはちょん切ってもそう簡単には繋げないので、事実上そのまま使うしかありません、が、
ハーフサイズのマウスに使おうとすると邪魔で仕方がありません。
ということで…
切ったった。
切って、フレキ基板から線を生やしてみようとしたのですが、私のはんだ技術ではできそうにありませんでした。
…ということで
開けたった。
フレキから引けないならほかの接続点を探すしかないという当たり前の発想です。
が、思いのほかViaもなければ部品もない。
ICも見えないので信号解析も厳しいです。
よく見ると、モータ電源は左右(写真ではJ1とJ3の隣)に配置されており、FPCとはんだ付けがされています。
ということで、
外したった。
裏面には磁気式エンコーダICらしきものがあり、配線をたどるとA相、B相の出力位置が分かりました。
しかも、配線しやすい隅のピン配置。
流石Maxonさん、分解して使用する人の事を考えた素晴らしい設計です。
ということで、
繋いだった。
隅なのではんだ付け難易度は低めです。ありがとうMaxon。
ということで、後はもう一度FPCをモータにつければできあがり。
あとはFPCを切れば、ポリウレタン線で引き出したモータの出来上がりです。
これは素晴らしい。
FPCから引き出せなかったときはこの世の終わりかと思いましたが、この世はまだまだ続くようです。